約 1,080,516 件
https://w.atwiki.jp/pingpongpang/pages/72.html
テーマ うれしい!しあわせ!エコで過ごそう楽しいようちえん! 職場名 藤根幼稚園 実施内容と成果
https://w.atwiki.jp/fbi_team/pages/19.html
とりあえずこの路線と 68の設定で短編のあらすじを考えてみた。 ドリームチームが直接敵と対決したら強すぎて話が続けにくいと思うから、 事件に巻き込まれた子供たちの救出チームということにした。 1. 2012年3月のある日、米国・メキシコ国境のサンディエゴ郊外で遠足中の 幼稚園バスが行方不明に。乗っていたのは裕福な家庭の子供達ばかり15名。 翌日炎上したバスと、運転手の死体が国境の森で発見された。 2. マスコミはテロ説、誘拐説などを報道するが真相は一般には不明のままだ。 実は娘が前述のバスジャックで誘拐された国境麻薬捜査官に対して、メキシコの 新興麻薬組織から大規模な密輸を黙認するよう脅迫状が出ていた。 カリフォルニアへのメキシコ麻薬カルテルの侵食は相当に進んでいて、名士と 呼ばれる人が、裏では組織の一員だったりする。国境管理の上層部には、 今回の事件と対立する組織の息がかかった幹部もいるとの情報がある。 彼は上層部に真相を報告できないまま、娘を助けたい一心で現場での 密輸黙認の決断をする。 3. 麻薬組織のつきつけた要求は、子供ひとりあたり100tの密輸。コンボイに 人質をかくして薬とともに米国へ返すが、全輸送が終わるまでに、事が公になると 残りの子供を皆殺しにするという。 4. 麻薬捜査官は、15名の子供の保護者を秘密裏に集め、最後の一人が生還する まで、自分の子どもが助かっても絶対に裏切らない連帯責任を条件に、 一人ひとり踏み絵のような意思確認を行った上で、釈放の順番をくじ引きで 決める(捜査官の娘は最後と決めている) つづき 5. 一方でFBIは他の麻薬組織から得た情報で、新興麻薬組織絡みの事件だと 踏んで操作を開始していた。そのメンバーがドリームチームだ。 6. 捜査が進むほどに、今回の事件は被害者の保護者のうち、誰かが手引き した可能性が浮かび上がる。もう誰が味方か敵なのかはっきりしない。 こうした中、子供の釈放順のくじ引きの駆け引きや、生還した子供の親の 裏切り/制裁とか、人間模様が色々ある中、ドリームチームは決定的な 証拠をつかめないまま人質はあと2名を残すのみとなった。 残った人質の一人は捜査官の娘エレン。そしてもう一人は日本人の駐在会社員 の息子タロー。日本人は地域社会とのつながりは薄いし、捜査官の娘は この事件に自分の子供を巻き込んだとしてみんなの目は冷たい。 7. そして、生還した子供の保護者数名が結託してCNNに緊急記者会見を申し入れ、 誘拐事件を暴露。麻薬組織の非難と、しかるべき制裁を政府へ要求。 この記者会見も誰かが仕組んだ疑いがあるが、その捜査に手もつかぬうちに 同日、麻薬組織からは報復措置を取るとの発表。議会が対策をめぐって膠着する中、 ドリームチームはメンバー各位全能力をかけて残る2人の救出することを決意。 8. 時を同じくして、国境地帯の森に捕らえられていた人質のタローとエレンは 見張りが目を放した隙に森へ逃げこむことに成功。幼い二人の決死行が始まる。 ドリームチームも記者会見を元にしたプロファイラーの推理でこの森を突き止め急行。 二人の居場所はまだ特定できないが、霊能力者が森の精に二人の子どもの 逃走を支援させる。二人を追うゲリラ兵士をドリームチームの特殊部隊隊員が 始末しながら捜査網を狭めてゆく。 9. 米軍、メキシコ軍もようやく重い腰を上げた。ドリームチームの情報に従って 互いの国境側から森を捜索してゆく。一方、森の中では激しい戦闘が続いて いた。ドリームチームは非戦闘隊員まで白兵戦を挑んだが、多勢に無勢。 ほとんどが全滅してしまった。だが、残った最後の隊員は子供たちが森を 米国境側へ抜けたことを確認して敵へ突っ込み自爆し、彼らが少しでも 逃げのびる時間を稼いだ。 10. 森を抜けたところに陣取る米軍前線へ向かって走る子供たち。 あと300m。だが、森の中からはスナイパーが狙っているらしく、間断なく 銃声が響く。米軍スナイパーも必死で索敵するが見つけられない。 その時、一人の黒人海兵隊員が無謀にも上官の制止を振り切って、突進する。 海兵隊員がエレンを抱きすくめた刹那、森の奥からひときわ高い銃声が轟いた。 訪れた一瞬の静寂。その時、タローはエレンを抱いた黒人兵士をかばうように 堂々と四肢を開き、仁王立ちで森を睨んでいた。次の瞬間、世界が咆哮した。
https://w.atwiki.jp/rokurei60/pages/150.html
前|歴史|次 845 :ウズメ@中の人:2005/10/28(金) 18 48 03ID rZHVRUNG ウズメの学校(まあ、学校とは名ばかりで、幼稚園のもっとお遊びみたいなものですけど) 集ってくる子供も、まだ働き手にならないような小さな子と女の子がほとんどです。 お腹の空いた子供に食事も与えているので、忙しいお母さん達にも概ね好感触のようです 子供達ももっぱらそれが目的みたいな節もあります ある時、幼い兄妹がお腹を空かせて、ウズメの家から芋と魚の干物を盗み出しました その子は兄弟が多いので、いつもお腹を空かせていたのでした それを見つけたウズメは 「こら!おまえたち!」どなりつけました 見つかった子供は、怒られると思い硬直しています お母さんは厳しい人のようです ウズメはにっこり微笑んで「それ、焼いて食ったほうがうまいぞ~」 焚き火を囲んでそれを焼きながら、子供にいろんな話をしてあげます 生まれた島の言い伝えや海の話、苦労した事、楽しかった話 においをかぎつけて他の子供達も集ってきます 航海中にエデンの火の山を見つけたときの話 泳ぎ方「水の中では息は止めるだよ」「目は開けてるだ」 「そうだ、こんどみんなで海に行って、浜で貝拾ったりして遊ぶだよ」 ウズメ談 「子供はかわいいだね~。教えた事何でも覚えるだね」 「いっぱい遊んで、お腹いっぱい食わせてやりてえだ」 「だども、あたいの家からはいつでも食いもん持っていっていいみたいなふいんき←なぜか(ry なっちまったのはちょっと失敗だっただなぁ~・・・」 ウズメ幼稚園(・・・学校・・・)の始まりの話でした。 前|歴史|次
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/18.html
投稿日:2009/01/03(土) 「えーと、翔子さん……だっけ?」 「…………」 翔子は声が出せなかった。 溢れ出る涙をぬぐう事もできず、ただ歯をカチカチと鳴らすのみ。 感じているのはただ恐怖だけ。それほどまでに目の前の光景は常軌を逸していた。 「酔いは醒めたみたいだね。よかったよかった」 まるで場違いな、落ち着いた声が聞こえてくる。 その声を発したのは、これもまた場違いな少年だった。 彫刻のように整った顔は、この散らかり汚れた部屋には全くそぐわない。 彼は部屋の隅に座り込んだまま、やや乱れた服装の女性を後ろから抱きかかえていた。 胸を揉んだり下着の中に手を入れたりするその仕草は、 見た目の年齢からは想像もできないほど淫猥で手慣れている。 女は全く抵抗せず、なすがままになっていた。 当たり前だ――その体には、首から上がないのだから。 そしてその体についていた首は、髪を電灯の紐に結び付けられ、ぶらぶら揺れている。 信じられない事だが、首も体もまだ生きているようだ。 「……ぅ……ヒック……」 ようやく、といった感じで吊られた首が口を開く。涙と鼻水で顔はグチャグチャだったが。 「な……何よ、コレ……一体どうなってんのよ……」 「んー、そうだねぇ……」 少年の方は相変わらず、翔子の体をいじり回している。 切り離されているからか、その感覚は、翔子自身には全く伝わってこなかった。 しかし首がなくても刺激には反応するらしく、乳首は律儀に存在を主張していた。 「まぁ、見たまんまって事?」 「あんた一体何なのよぉぉぉぉっ!!」 精一杯叫んだが、何一つ状況は変わらなかった。 「僕が言うのも何だけど、夜道を一人で歩くのは危ないよ。しかも酔っ払ってさ」 「いいでしょ別にっ!」 「一人暮らし? 送ってくれるような彼氏はいないみたいだね。結構キレイな顔してるのにもったいない」 「ほっといてよぉっ!! 触らないで!!」 異様な状況に合わない会話だったが、それがまた翔子の神経を逆なでする。 「いや、そこでさ――」 少年は芝居がかった動作で指を立てた。 「僕が翔子さんと一晩、一緒に遊んであげようかなぁ、なんて」 「嫌! 絶対イヤっ!!」 あらん限りの嫌悪を込めて拒絶する。 普段ならば少年の申し出を受け入れたかもしれない。 彼の端正な顔立ちは水準以上、どころか翔子が今まで出会った中で最高のものだった。 だがその美も、この状況では恐怖を煽る効果しかない。 「でも僕も最近飽きちゃってさぁ」 「何がよ!」 「普通に犯したり孕ませたりがねぇ、どうも気が乗らないんだ。 子供を作っても、ほとんどは普通の人間として平凡な一生を終えちゃうんだ。つまらないよねぇ? ネフィリムと今の人間を単純に比べる訳にもいかないんだけどさ。 ああ、もちろんホモやレズもやってるよ。ソドムの町からずっと」 一人でべらべらと喋り続けているが、翔子には何の話かさっぱりわからない。 「私を……犯すつもり!?」 「ああ――」 少年は大げさにため息をついた。物分りの悪い生徒を目にした教師のような表情。 「どうして人間ってやつはこうも頭が悪いんだろうね――いや、怒ってる訳じゃないよ? ただ……どうしてなんだろう、と疑問には思うね。これが生命の神秘ってやつなのかな?」 「一体何なのよ!」 「最近ただの性交が面白くないからどうしようかな、って言ってるのに……ちょっとは話聞いてよね、もう」 そう言うと少年は、動かない体の腕をつかんでみせる。 「あんまり聞かないと、こんな事しちゃうよ?」 ぶちっ――という小さな音と共に、翔子の右腕が肩からもげた。 「キャアアアアッ!!」 思わず悲鳴をあげるが、先ほどと同じく痛みは全くない。 首の切断面と同じく、肩からも血は一滴も出ていなかった。 「あはは、冗談だよ」 少年はにこやかに笑うと、引きちぎった腕をまたくっつける。 腕どころか、破れたはずの服までが完全に元通りになっていた。 「やめて!私の体をオモチャにしないでぇっ!」 必死に懇願すると、彼は機嫌を良くしたようだ。 「うんうん、いいね。その表情」 天使のように微笑むが、翔子は全く生きた心地がしなかった。 「わかったらちゃんと僕の言う事を聞いてね。子供じゃないんだからさ」 「う……うぅ……」 「ん、子供……子供……? そうだ!」 彼は何かを思いついたように立ち上がると、弾むような足取りで部屋を出て行った。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「ただいまー」 少年が戻ってきたのはすぐの事である。翔子はおびえながらも 多少は落ち着きを取り戻していたが、少年が連れてきた人物を見てまた驚く事になった。 「翔子さん、お客さんだよ」 「……え? 双葉ちゃん?」 「あー、ショーコだぁ! 首だけー変なのーあはは!」 隣の家に住む子で、確か今は幼稚園に通っているのだったか。 休日に何度か遊んでやった事もある。無邪気な可愛い子だ。 「ちょっと! 双葉ちゃんに何かする気!? だったら許さない!」 双葉の身を案じてできるだけの虚勢を張るが、自分の首が振り子のように揺れるだけだ。 「いや、僕は翔子さんと遊びたいだけだよ」 「だったら何で!」 少年は動かない翔子の体の横で、双葉を優しく抱いていた。 「いや、それがね。ちょっと聞いてみたいんだけどさ」 微笑みながら口を開く。街中ならば多くの女が、いや男でさえ振り返るだろう顔立ち。 「『翔子さん』はどっちかな? 今僕と会話してる生首? それともここに寝てる体?」 「そんなの――」 彼の言葉に、翔子は必死で言い返す。 「そんなの私が『首』で、そっちが『体』に決まってるじゃない!」 「だよね――100人に聞いたら99人はそう言うだろうねぇ……いや、残り一人は知らないけどさ」 うなずいて彼は続けた。 「じゃあ――こうしたらどうだろう?」 「……え?」 呆けた翔子の目の前で、少年は双葉の首を体から引き抜いた。 先ほどの腕と同じく、全く抵抗も出血もなく少女の首がもげる。 「おー! わーわー!」 驚いているのか笑っているのか、わからないような声を双葉はあげた。 「とれちゃった! ショーコと一緒だね! えへ!」 「ふ、双葉ちゃん! 大丈夫!?」 そこに少年の笑い声が重なる。 「大丈夫だよ。ていうかこの子が死んでたら翔子さんも生きてないじゃない」 「あ、そうか――って、何納得してんのよ!」 思わず自分に腹が立つ。 「じゃ、双葉ちゃん。いくよ」 彼は手に持った双葉の首をそのまま――倒れている女の体に近づけていく。 (!? まさか――!) 「や、やめて――」 「はーい、パイルダーオーン! って古いよね。ごめん」 翔子が叫ぶよりも早く、双葉の首は翔子の体にくっついていた。 「な、何してるのよっ!!」 「いや、くっつけただけさ。……どう? 立てる?」 少年は横たわる女に優しく問いかける。 「んー? ……お、おお? お! すっごーい!」 翔子の腕が、脚が、腰が動く。双葉の思うとおりに。 彼女は興奮した様子で立ち上がると、自分の体を確かめるように動かした。 そこにいたのは、首から下が成熟した女の肉体の、あどけない顔をした少女だった。 いくら童顔の女と言えども、これほどの体と顔のギャップはないに違いない。 「翔子さんの体だよ。気に入ってくれたかい? これで双葉ちゃんも大人の仲間入りだね」 「へええ? うわー、あたしすごーい! 足長ーい、手も長ーい!」 翔子の大人の体が面白そうに飛んだり跳ねたりする光景は、かなり奇妙なものだ。 「やめて、双葉ちゃん! それは私の体なの!!」 自分の体が玩具にされる恥ずかしさで怒鳴るも、翔子の声は届かない。 「双葉ちゃん、これわかる? ブラジャーっていうんだ。 大人のおっぱいにはこれをつけるんだよ。ほら、おっぱい大きいでしょ?」 「ほんとだ! あたしおっぱいでかい! ママよりでかい! あははっ!」 楽しそうに自分の胸を揉む双葉。不自然なほど興奮している。 「ふ、双葉ちゃん……?」 そこで翔子は気づいた。心なしか、双葉の幼い顔が赤く染まっていた。 (双葉ちゃん……まさか、酔ってる!?) 考えてみれば、あの体はかなり飲んでいたはずだ。双葉の脳にアルコールが回っていてもおかしくない。 ここにきて飲みすぎた事を悔やむも、今さらどうしようもなかった。 また、双葉の顔が赤いのは酒のせいだけではない。 「ほら双葉ちゃん、気持ちいいだろう? おっぱいマッサージされるの」 「うん……おっぱい、気持ち……いい」 気が付くと少年の白い手が双葉の双丘を掴んでいた。 既にブラは外され、大きな胸を隠すものは何一つない。 彼にいじられ続けていた乳首は、遠目にもはっきりわかるほど立ち上がっていた。 その痴態から目をそらす事もできず、翔子は叫ぶ。 「やめて! そんな小さな子に変な事しないで!!」 「小さな子? おかしいなぁ、双葉ちゃんは大人だよね?」 「あぁっ……あへっ……いふっ……」 「双葉ちゃん、逃げて! 逃げてぇ!」 必死の声もむなしく、少年は双葉の体を弄ぶ。 「そこで、さっきの話だけど――」 手を止めないまま彼は言った。 「今僕と遊んでる大きいお姉さんと、そこにぶら下がっている首。どっちが翔子さんだろうね?」 「何でもいいからやめてぇ! 双葉ちゃん! 双葉ちゃあぁん!」 「あへ? あた……あふっ……ふあぁっ!」 ビクン、と体が跳ねる。失禁したのか、静かな部屋に双葉の水音が響いた。 「ふ……双葉ちゃん……」 翔子の顔が青ざめる。目の前で自分の体が弄ばれ、しかも小水まで漏らしたのだ。 だが、今の翔子には落とす肩すらない。 「――じゃあ次はこっちの番だね、翔子さん」 ゆっくりと少年は立ち上がると、翔子の体ではなく、 座ったまま放置されていた双葉の体に近づいた。その手には細い紐が握られている。 「…………」 翔子はもはや声もなく、彼の動きを見届ける事しかできない。 その間に彼は双葉の服を脱がせると、その細い腕を後ろ手に縛り上げてしまった。 足も同様に、立てないよう紐で縛る。 「できるだけ跡が残らないようにしたつもりだけど……で、次はこれさ」 次に彼が取り出したのは、小さめの卵型の容器だった。 「そ……それって……」 言葉を失う翔子に、彼は容器をじっくりと見せつける。 「その通り。便秘の味方、イチジク浣腸! これをこうして……」 双葉の小さな尻がよく見えるよう持ち上げると、それを可愛らしい肛門にあてがう。 「大人用だけどいいよね。うん、きっといいはずだ、多分」 などと言い、中身を全て注入してしまった。 「やめて! 双葉ちゃんの体が可哀想よ!」 「双葉ちゃんの体?」 翔子の抗議を不思議そうに聞き返す少年。 「やだなぁ、勘違いしないでよ。これは翔子さんの体なんだから」 「なっ――!」 絶句する翔子に構わず、彼は電灯の紐から翔子の首を外した。 何をされるか。状況を考えると答えはたった一つしかない。 「や――やめてぇ!! お願い! やめてぇ!!」 「うるさいなぁ。翔子さんは子供じゃないんでしょ? だったら騒がないでよ」 文字通り手も足も出ない翔子の首を、彼は優しく双葉の体にくっつけてしまった。 「はい、OK」 「いや……こんなぁ……」 ようやく戻った全身の感覚。だがそれは以前とは随分違うものだった。 それに加えて―― 「い……痛い……お腹……痛い……」 下腹から突き上げてくる苦痛が翔子の理性を蝕む。 「へえ、もう効いてきたんだ。すごいなぁ、科学の進歩って」 「お……お願い……ト、トイレ……」 縛られた手足で身動きが取れず、排泄の欲求に必死に耐えながら頼み込む。 その目にはまた涙がこぼれ、全身が震えていた。 「え、でも翔子さんは子供じゃないんでしょ。だったらお漏らしなんてする訳ないよね」 「そ……そんな事言わないで……い、行かせて……お願い……」 青ざめた顔が白くなりつつある。限界はすぐそこだった。 「じゃあ……大丈夫だと思うけど、保険って事でこれをどうぞ」 どこから取り出したのか――もうどうでもいいが――彼が用意したものを見て、 血の気が引いていた翔子の顔が真っ白になった。 「あ、あひる……?」 「やっぱりおまるはあひるさんじゃないとね」 小さな子が――今の翔子よりもっと幼い子が使うような、白いおまるがそこにある。 「はい、どうぞどうぞ」 少年は翔子の脚だけをほどくと、小さな体を後ろから抱き上げ、おまるに座らせた。 双葉の体である事に加え、あまりの苦痛で抵抗もできない。 「や……やめて……トイレ……」 翔子にできるのは涙ながらに懇願する事だけだ。だが彼は翔子の腹部に手をやると、 「聞いた話だと、大腸の流れに沿って『の』の字にマッサージするといいらしいね」 リズミカルな動きで腹を撫で回した。 「こうかな?」 「いやぁぁぁぁっ!! やめてぇぇえぇぇっ!!」 「もういいんじゃない? ほら、出しちゃいなよ」 「ら……らめ……もう……」 翔子が記憶していたのはそこまでである。 どのくらいの時が経ったのか。 「……はぁ、はぁ……ふぅ……」 汚れたおまるの隣でぐったりと横たわる小さな女の子。それが今の翔子である。 (……あれ、私……どうしたんだっけ?) もう意識が希薄になってしまい、周囲の事もろくに認識できていなかった。 だから、目の前で交わる男女がいても気にならない。 「ほら、双葉ちゃん、どう? おちんちん気持ちいい?」 「あひ! いい! いい、いいの! おちんちん、いい!」 少年が――ため息の出るほど綺麗な顔の少年が、女に馬乗りになっている。 犯されているのは体格・服装からいって年上の女のようだが、顔だけは幼い少女のものだった。 「あへ! あぅは! ぅうえ!」 快感のあまり言葉にすらなっていない。 双葉ちゃんには刺激が強すぎるんじゃないかしら、と翔子はぼんやりと思った。 「いやぁ、双葉ちゃんにこんなに気に入ってもらえるなんて良かったよ」 少年は本当に無邪気に微笑んでいる。 「もう、一生このままでもいいかもね」 彼の何気ない、だが重大な言葉も、今の翔子にはどうでもいい事のように思える。 (そうだ……朝になったら、双葉ちゃん返しに行かないと……。 でも、双葉ちゃんってどっちだっけ? 私? この子?) 錆びた車輪のように思考が動かない。 「……いい! あひ! これ、いい!」 しばらくの間、部屋には双葉のうめき声だけが聞こえていた。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 結局、あれから少年は姿を消してしまい、二人は入れ替わったまま戻る事はなかった。 翔子は半ば放心状態だったが、何とか隣の家にたどりつき、双葉の両親に事情を説明する事ができた。 もちろん二人は変わり果てた愛娘の姿を見て、大泣きし取り乱したが、 いつまでも嘆いてばかりいる訳にもいかない。 翔子は今の幼い体では仕事に行けないし、大きな双葉もこのまま幼稚園に通う事はできない。 相談の結果、双葉の体の翔子が『双葉』として幼稚園に通い、 翔子の体の双葉は『翔子』として仕事をやめ、双葉の家に居候するという形になった。 そして3年後――。 ある小学校の帰り道、同級生の男の子たちにいじめられる少女がいた。 「やーい、おばさん顔のフタバー!」 「おばさんはスーパーに帰れー!」 「…………」 少女は黙って耐えている。入れ替わりの事実は誰も知らないが、 『双葉』の顔と体が不釣り合いなのは隠せるものではない。 いじめられるのももう慣れてしまった。 当たり前だが成績は常にトップであるし、実は顔の事以外はそう困っていない。 「おかえりー、フタバ」 「ただいま、ショーコ」 『翔子』はジーンズにTシャツ一枚の姿で寝転んで、子供向けアニメを見ていた。 横になった彼女が転がるたび、豊満な胸が揺れたり押しつぶされたり。 それを横目で見つつ、『双葉』がぽつりと口にする。 「見た目は子供、頭脳は大人……これで顔も子供だったらなぁ……」 「どーしたの、フタバぁ?」 「何でもないっ!」 ぶっきらぼうに言い返す。早く買い物に行き、夕食の準備をしなくては。 そして日が暮れた頃、父親が帰ってきた。 「ただいまー」 「おかえりなさい、『お父さん』」 「おかえりパパ!」 二人して出迎えると、父親は食卓を見て歓声をあげた。 「お! 今日は肉じゃがか!」 「ビールもあるよ、『お父さん』」 「そうか! 双葉は気が効くなぁ。ところで今日、学校はどうだった?」 「んーとねぇ……」 笑顔で食卓を囲む家族。ありふれた、だが貴重な幸せがそこにあった。 深夜1時。 『双葉』は物音で目を覚ました。ぼんやりとした頭で、音源が隣の部屋なのを確かめると (また、やってるのね……) 起きて損をした、とでも言いたげにまた目を閉じる。 隣の部屋は父親と『翔子』の寝室である。今日も一戦交えているようだ。 「翔子、悪い子だなお前は。こんなに締め付けてくるなんて。パパ怒っちゃうぞ」 「あっ……ああんっ……いい、パパ! そこ、かき回して!」 父と娘の交わりが始まってもう2年になる。初めのうちは罪悪感を感じていた父親だが、 妻に離婚されて『翔子』と再婚してからは、もう気にならなくなったようで 最近は毎日のように翔子と子作りを行っている。第一、体は赤の他人なのだ。 「そろそろ、弟か妹ができるわね……」 目を閉じたまま『双葉』がぽつりと口にする。あの『継母』が妊娠など想像もできないが。 もし子供が生まれたら、心から祝ってやろう。もう自分は娘の『双葉』なのだから。 (最近お肌が気になってきたし、ちゃんと眠らないと――) 枕に顔を埋め、双葉は半ば無理やりに意識を手放した。
https://w.atwiki.jp/wiki15_you/pages/316.html
ひだまりミュークト幼稚園 各自のキャラで幼稚園的なものをやってみようという企画です。 何かネタを思いついた方はご自由にどうぞ。 なぎ「せんせー! しゅねせんせー!」 シュネー「ん? どうしましたかー?」 なぎ「んとね、これあげゆ!(そこらで詰んだ花を差し出し)」 シュネ「ありがとうです。でも急にどうしたですか?」 なぎ「んとね、こくはくには、はなをおくるのがいいって、はーぜせんせーが」 シュネ「はえ?」 なぎ「せんせーだいすきー!」 シュネ「ぶばっ(鼻血吹く音)」 子供達「「せんせーあそぼー!」」 アキラ「いいぞー。なにして遊ぶー?(にん、と笑って)」 子供達「やったー」「あそぼー」「なにするー?」 アキラ「なにしよっかー」 子供達「おにごっこー」「すなあそびー」(口々に言ってがやがや) れみ「(その様子をちょっと離れた所で見てる)」 アキラ「(れみんぐに気づいて視線が合う)」 れみ「!」 アキラ「(こいこい、と手招き)」 れみ「(ぷい)」 アキラ「(あれ?みたいな顔)」 子供達「せんせーどしたのー?」 アキラ「ん? いや……、みんなで何するか決めといてな!」 子供達「はーい」 アキラ「(れみに近付いてく)」 れみ「!」 アキラ「よっと(れみの傍でしゃがんで目線合わせ)、れみんぐは混ざらないのかー?」 れみ「……べつに」 アキラ「そっかー? でも先生れみんぐと遊びたいなー」 れみ「! ……(アキラのほうチラチラみて)ほんとに?」 アキラ「おう!(笑顔で)」 れみ「……じゃあ、まざる」 アキラ「よし!(立ち上がりれみの背を押し皆のほうへ) れみんぐも混ぜてってさー! なにするか決まったかー?」 『ハーゼとさなだん』 ハーゼ「なぁさなだん」 さなだん「どした、日曜なのに暇を持て余して昼間っから人んちでごろごろしてるハーゼ君」 ハ「うるせお前も暇だろが」 さ「うるせぇやい」 ハ「まあそれはいいとして。前に話したうちの幼稚園のしゅーのって子覚えてるか?」 さ「んーなんかお前が気にかけてた難しい子?」 ハ「うむ。あれから色々あってだな」 さ「ふむふむ」 ハ「(拳を握り)最近ようやくデレの気配が…… ってどこへゆくさなだん」 『おゆうぎきらい』 えく「おゆうぎ、いや。かっこわるいもん、にあわないもん」 えが「すねるなすねるな、先生と一緒にやろう、な?」 えく「……いっしょ?」 えが「おー、一緒」 えく「……じゃあやる(照れながらしぶしぶ」 うさぎ「なるほど」 うさぎ「お遊戯嫌なら俺と一緒にやろう、な?」 さなだん・あきら「うわぁ……」 うさぎ「なんで俺だけ!?」 『ハーゼとさなだん2』 さ「(連れ戻された)いいかハーゼ、それは犯罪だ」 ハ「そういう意味じゃねぇよ! いきなりお巡りさん呼びにいこうとすんな!」 さ「ほんとか……?」 ハ「当たり前だ。さすがの俺でも人としてセーフかアウトかくらい判る」 さ「すげー最低のラインしかわかってない感じがするが、まあそれならよかった」 ハ「おう。さすがにあと5年は待たないとな……ってどこへゆくさなだん」 (続かない) 『お昼寝』 あかり「はーい、お昼寝の時間ッスよー」 あかり「すやすや……」 さなだん「ったく、しょうがないなー(苦笑」 うさぎ「よーし、昼寝だ昼寝ー」 うさぎ「あー、昨日夜更かししすぎて眠いわ……(うとうと」 さなだん「……110番、と」 うさぎ「俺はどんだけぺドだと思われてんだよ!?」 『クリスマスプレゼント』 しゅね「みなさーん、クリスマスプレゼントは何が欲しいですかー?」 (がやがや) 「んとね、おかしいっぱい!」 しゅね「うんうん、それは先生も欲しいですねー」 「じゃすてぃすまんへるめっと!」 しゅね「あ、あはは、かっこいいですねー」 「おとうと!」 しゅね「……それはサンタさんはちょっと難しいですねー。コウノトリさんにお願いしたほうがいいです」 しゅね「渚ちゃんは?」 なぎさ「んとね、しゅねせんせー!」 しゅね「ぶばっ(鼻血吹いた音」 はーぜ「ほほえましいなー」 さなだ「鼻血吹かなきゃな」 はーぜ「みんなー、サンタさんへのお願い事書いたかー? ハーゼ先生、ってのはナシだぞ? 先生は一人しかいないからなー!」 さなだ「おまわりさんこっちです」 はーぜ「この差は何かなぁ!?」 随時募集中。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/6952.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 魔導物語 はなまる大幼稚園児 タイトル 魔導物語 はなまる大幼稚園児 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-ADYJ ジャンル RPG 発売元 徳間書店インターメディア 発売日 1996-1-12 価格 9900円(税別) 魔導物語 関連 Console Game MD 魔導物語 I AC 魔導物語 I 炎の卒園児 SFC 魔導物語 はなまる大幼稚園児 SS 魔導物語 Handheld Game GG 魔導物語 I 3つの魔導球 魔導物語 II アルル16歳 魔導物語 III 究極女王様 魔導物語 A ドキドキばけーしょん 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/nekocategory/pages/33.html
幼稚園の捨て猫きょうだい このカテゴリーに含まれる猫ちゃん みゅちゃん 幸せになりました♪ リンちゃん 幸せになりました♪ キジオくん 幸せになりました♪ ルルちゃん 幸せになりました♪ サバオくん 幸せになりました♪ サバコちゃん 虹の橋へ… 2008年12月21日: ■正式譲渡に行ってきました。<みゅちゃん> 2008年12月21日: ■正式譲渡に行ってきました。<リンちゃん> 2008年12月07日: ■王子くん(キジオくん)正式譲渡です。 2008年11月26日: ■幸せっていいなぁ~☆ルルちゃん☆ 2008年10月26日: ■りんちゃんお試しに 2008年10月18日: ■ルルちゃん正式譲渡です。 2008年10月12日: ■ルルちゃん、お試しに… 2008年10月09日: ■リンちゃん、ルルちゃん 里親募集中 2008年09月26日: ■ついこの間まで… 2008年09月23日: ■幼稚園のちびにゃんお試し1匹、お預かり2匹…【里親募集中】 2008年09月21日: ■チビにゃん達のお見合い【里親募集中】 2008年09月20日: ■新規保護のチビにゃん、お預かり様宅へ…【里親募集中】
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/11432.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 0からの麻雀 麻雀幼稚園 たまご組 タイトル 0からの麻雀 麻雀幼稚園 たまご組 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01311 ジャンル テーブルゲーム(麻雀) 発売元 アフェクト 発売日 1998-3-12 価格 5800円(税別) タイトル 0からの麻雀 麻雀幼稚園 たまご組R 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02546 ジャンル テーブルゲーム(麻雀) 発売元 アフェクト 発売日 2000-1-13 価格 1500円(税別) 幼稚園シリーズ 関連 PS 0からの麻雀 麻雀幼稚園 たまご組 0からの将棋 将棋幼稚園 あゆみ組 0からの麻雀 麻雀幼稚園 たまご組 2 大会へ行こう ! 幼稚園外伝 華麗なるカジノクラブ DOUBLE DRAW 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/etcranking/pages/178.html
都道府県ランキング(学校・幼稚園) 表説明 データが同じの時は、名称の順番でお願いします。 関係ランキング表 幼稚園在園者数ランキングはこちら 平均在園数ランキングはこちら データ参照元 政府統計の総合窓口(e-Stat)サイト 調査年 2006年 順位 地域名 幼稚園数 1 東京都 1,095 2 大阪府 814 3 兵庫県 762 4 神奈川県 743 5 埼玉県 648 6 千葉県 596 7 北海道 572 8 静岡県 531 8 愛知県 531 10 福岡県 509 11 茨城県 405 12 福島県 373 13 岡山県 345 14 広島県 337 15 宮城県 318 16 沖縄県 283 17 鹿児島県 271 18 三重県 261 19 大分県 246 20 京都府 236 21 群馬県 235 22 徳島県 227 23 奈良県 207 24 栃木県 206 25 山口県 205 26 愛媛県 193 27 岐阜県 192 27 長崎県 192 29 滋賀県 189 30 香川県 182 31 新潟県 161 32 岩手県 157 33 熊本県 153 34 青森県 140 35 宮崎県 139 36 福井県 128 37 島根県 123 38 長野県 120 38 和歌山県 120 40 山形県 119 41 佐賀県 108 42 秋田県 104 43 富山県 100 44 石川県 78 45 山梨県 75 46 高知県 65 47 鳥取県 41 ねーむ コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sakiyuriyuri/pages/73.html
名前:風越幼稚園第3幕 ◆UOt7nIgRfU 投稿日:2009/06/13(土) 09 10 21 WPKd2Qbd ―――風越女子高校の最終下校時刻を告げるチャイムが響く中、 誰もいない麻雀部部室で福路美穂子は郷愁の念を感じていた。 その手には、お世辞にも綺麗とは言い難い小さなカード。 時は十数年遡る――――。 「美穂子ちゃん、華菜ちゃんの姿がお昼から見えないんだけど、 どこに行ったか知らないかしら?」 エプロン姿の先生が心配そうな顔で美穂子に問いかける。 美穂子は首を横に振って知らないことを伝えると、弾かれたように 走り出した。 「あっ! み、美穂子ちゃん?」 先生の声を振り切るように、長い廊下を抜けて、靴箱で上履きを 履き替えてお外へ飛び出します。 「いつものお砂場にはいないわ……どこに行っちゃったの…?」 お砂場チャンピオンの華菜ちゃんの姿はありません。きょろきょろと 辺りに目をやっても、気配すらありませんでした。 今までもこうして姿が見えなくなることはありましたが、ほとんどは お布団部屋でお昼寝してたり、久保コーチにいじめられて裏庭で ふてくされていたりと、すぐ見つけられたのに今日は様子が違います。 「何か、大変なことになってなければいいけど……」 華菜ちゃんが居そうな所は全部探し、万が一のために幼稚園の周りも 探したけれど見つかりません。 「まさか、悪い人に誘拐された――――?」 そんなイヤな考えが浮かんだけれど、ぶんぶんと頭の中から振り払って もう一度幼稚園の中を探し始めました。 すると向こうに、久保コーチの姿が見えました。 「おぅ、美穂子。顔が真っ青だぞ。どーした?」 「あ、コーチ。実は華菜が……」 華菜ちゃんが居ないことを知るや否や、コーチも血相を変えて探し 始めてくれました。 おゆうぎ室、おトイレ、体育用具室もひとつひとつ丹念に探して、 3周目に入ろうとしたその時でした。 「……池田ァァァァァァァァァァッ!」 幼稚園中に久保コーチの怒号がビリビリと響き渡りました! 美穂子ちゃんもその声がした方へ駆けつけます。 「華菜!?」 開いていた扉の中に飛び込むと、半ベソの華菜ちゃんとコーチが いました。そこは、普段あまり使わない工作室でした。 日が差さない薄暗い部屋の中、折り紙やハサミ、みかん型の水ノリが そこら中に散らばっています。 「華菜! ……良かった、見つかって……!」 「キャプテン…」 美穂子ちゃんが駆け寄って抱きつくと、華菜ちゃんは不自然な動きを しました。後ろ手に何かを隠すような素振り。少し気にはなったものの、 無事だった嬉しさの前に吹き飛んでしまいました。 「もう…心配させて。こんなところで何してたの?」 「……言えないし」 「?……どうしたの? 華菜?」 煮え切らない華菜ちゃんのその態度に、久保コーチのゆるゆるな 堪忍袋の尾がいとも簡単にブチ切れます。 「池田ァ! 心配してくれた福路にその態度は何だァ!」 「コーチ、大丈夫ですから。これ以上怖がらせないでください」 「あ、あぁ…わかった」 コーチの方へ向けられた視線は、両の目が開けられていた冷ややかな もの。醸し出される凄みに、コーチも素直に従います。 「何か作ってたのね。でも、なんでひとりでこっそりしていたの?」 「……………………………」 「私にも、言えないこと?」 「そんなこと、ないけど……」 よしよし、と頭を撫でてあげると、緊張していた顔が少しずつゆるんで いくのが分かりました。 口を少しとがらせ、目を伏せたまま、後ろ手に隠していたものを おずおずと前へ…… 「これって……」 色とりどりの折り紙で花を折ったものが切り貼りされ、真ん中には クレヨンで文字が書かれた小さなカードが握られていました。 よく見てみると、そこには 『きゃぷてん、おたんじょおび おめでとう』 の文字。 「華菜……これ、私のために…?」 「渡すまで秘密にしたかったし……」 「…そうだったんだ」 廊下を駆けてくる足音が聞こえ、先生達が集まってきました。 この状態が見つかれば、華菜ちゃんが怒られるのは確実です。 もうすぐそこまで近づいてきていました……。 「あらっ? 久保さん?」 「……先生。池田は大丈夫です。だから、一緒に向こうへ行きましょう」 「…そう。それなら………」 先生達の足音が遠くなっていきます。工作室はまた静かになりました。 「ありがとう、華菜。とっても嬉しいわ。……でもね? もう心配させないで。 本当に探し回ったんだから……」 「ごめんなさい……」 「うん、わかってくれたならいいのよ♪」 そう言って、美穂子ちゃんは華菜ちゃんの頭をクシャクシャっと撫でて 優しく微笑みました。 「1日早いけど、キャプテン、お誕生日おめでとう!」 「うん…うん、ありがとう、華菜」 「あ、キャプテン! 下校時刻過ぎてますよ!」 その声にハッと我に帰り、振り返るとそこには県予選の大将の姿が。 あの頃と変わらない、まっすぐな瞳が輝いていて。 「……何見てたんですか……って、フギャッ☆」 美穂子の手の中のものが『何か』気づいた華菜は、これ以上ない ほどに驚き、顔を赤く染めてわたわたとパニック状態に。 「懐かしいでしょ? 今でも私の宝物なんだから」 「そ、それはぁ~! な、なんでそんなもの持ってきてるんですか!」 「あら、肌身離さず持ってて欲しい。って言ったのは華菜じゃない?」 「そんな、子供の時のお願いを守るなんて、キャプテン義理堅すぎるし!」 「いいじゃない、本当に嬉しかったのよ?」 「うぅ……」 申し訳なさそうに縮こまる華菜のもとへゆっくりと歩み寄ると、ふと何か 思いついたような表情を浮かべる。 「そうだわ、お礼返しはまだしてなかったわよね?」 「…え、そうでしたっけ?」 と、顔をあげた華菜の唇に、突如押し寄せる柔らかい感触。 触れるだけの軽いキスを落とす。 「きゃ、キャプテ…ッ!?」 「遅くなった分、これぐらいは許してね?」 「……にゅぁあああああ………!」 ふわりと華菜を抱き寄せると、甘い香りが鼻孔をくすぐった。 時を超え、場所を超え、高められた想いが今、花を咲かせた。 華菜の生涯で最高に幸せな日となったのは言うまでもない。 -ENDー